2004/08/18 (水) 18:13:54 ◆ ▼ ◇ [mirai] 律儀にも蓉子から受け取った水着に着替えた祐巳は、そのまま更衣室の中で悩んでいた。
紙袋に入っていたのは蓉子が今身に着けている水着(?)に比べればあまりにも普通なビキニだったのだが。
上は真っ白な三角が胸をピッタリと追い尽くす伸縮性のある生地を使い、祐巳の胸の膨らみをそれなりに際立たせ、下半身を覆う「極力切り詰めたカットジーンズ」と言うデザインだった。
正面から見る限り、肝心なところは何とか隠れているものの、太腿の間から尻肉の谷間までを覆うはずの布をほとんど切り取られている。
そのために祐巳の丸く張り出した滑らかな尻肉を半分以上はみ出させ、桃の形の膨らみをさらに強調するために、極細の幅に残されたデニムの生地が尻肉の谷間に食い込んでいた。
「祐巳ちゃん、まだ着替え終わらないのかしら?」
着替えたのはいいが、その姿で更衣室を出る事も出来ない祐巳の耳に今では唯一頼る事の出来る声が聞こえる。
「ロサ……蓉子さま…………っ!?」
更衣室の中の個室から首だけ出して蓉子の姿を見た祐巳の表情がさらに引きつったまま固まっている。
「早くいらっしゃい、泳ぐ時間がなくなっちゃうわよ」
祐巳に向かって手を振る姿は気品に溢れたいつもの紅薔薇さまの物だったが、身につけている物が全てを淫妖な空気に変えてしま
(確かにさっきの格好よりはましのはず