なんと言うか、私もだまされた人間の一人ですね（苦笑。さすがに、パラレルワ
ールドというか、起点を一つとした並列に存在している世界があるというのは予想
がつきましたが。単純にそれだけでは無いというのにはまいりました。まあ、プレ
イヤー（BW）をだますことを目的としてあの物語は作られているのでしょうから見
事に作戦成功といいますか。３回もプレイしておいて何ですが、私も完全に理解し
たわけでは無いですし。と言うか、この作品の謎って意図的にそうしたのか、もし
くは単に矛盾してしまっただけなのかの判断が難しいです。だから、困ってるわけですが。結局全ての話はそれぞれ別の世界での出来事と言う解釈は間違いないか
と。で、謎ですがさすがに全て書くわけにいかないので幾つか適当に。この作品の
一番の謎はやっぱり「ヤミオニ」でしょうかね。誰が缶を蹴ったのか。あくまで私の考えですが、2017年ではやはりピピが蹴ったのでは無いかと。実際ピピの登場と
共に缶が転がってくるわけですから。では、2034年は？　多分、空ではないかと。
この場合、蹴ったのが空というわけではなく「缶を蹴った音を出した」のが空とい
うことですね。そもそも2034年はBWをだますために、2017年の出来ことを再現しよ
うとしていたんだから、ヤミオニも忠実に再現する必要があったのではないかと思
います。2034年で少年（ホクト）が武の声の幻聴を聴いたのは、BWの勘違い。2017
年での少年が数を数える声は謎のままです。最後にキャラとして好きなので空につ
いてでも。空についての謎は「ポチッとな」でしょうかね、やっぱり。何故ココ編
のエンディングにおいて、空が空編の言葉を知っていたのか？　それは、そらが自
分は遍在しているといっていたことが鍵ではないかと。つまり、自分が遍在してい
るという事を知っていたという事は、空は何らかの方法で第三視点をもっていたの
ではないかなと。無理がある？　確かに。で、ココ編の空が奇蹟といった意味がこ
こにも。つまり空が実体を得たという事だけではなく、第三視点を持っていた（も
しくは借りた？）というのが奇蹟なんじゃないかと。まあ、無茶苦茶ですね（苦
笑。