2004/08/23 (月) 01:03:15        [mirai]
君見ずや荒川土手の緑、さらに緑なるその中に、一点の紅を点ずる者あり、その名をお袖という。
月よし酒よしお袖さらによし。
深窓の令嬢に恋するを真の恋と誰がいう。
泣いて笑ってこびを売る月下の酒場の女にも水蓮の如き純情あり。
そのとき、かの熱血漢新海一八はこうつぶやいたのであります。
 我が胸の燃ゆる想いに比ぶれば煙は薄し桜島山