後の井上真樹夫版よりも数倍苦みばしったシブイ大塚周夫版五ヱ門。 (なんたってチャールズ・ブロンソンですからな) 外見は非情なイメージだが不二子のことを「それがしのガールフレンド」と言ったり、 ラジオDJに夢中だったり…。昔から純情だったのね(笑) ドーテーっぽいぞ。 何よりも気球に乗って逃げる百地が五ヱ門に吐いたセリフが 暗黒街でのルパンの評判をあらわしていて印象的。 「ルパンならためらわずワシを殺しておったはず。そこがつまりふたりの差というやつよ。」 それを遠くで見ていたルパンは、「ちがいねー。いいことゆーぜ、おまえさん。」 と言うとワルサーで百地の気球を撃つ。し、しぶい!やっぱりルパンはスゴ腕の殺し屋なんだ。