2004/09/06 (月) 04:26:25 ◆ ▼ ◇ [mirai]「なんでこんなあやかしいことをするがかぇ?んもう、めっそにしちょき・・・」
講堂の地下にて、身体を拘束されたロサ・ギガンティアが呻吟する。
「ククク…そうこなくてはなりませんわ。
コゾ―!!オレはテメーみてえな…白薔薇ヅラしたクソヤローが大嫌いなんだよ!!」
聖の志摩子に対する想いへの嫉妬の業火が、ロサ・カニーナを嫉みの鬼へと変えていた。
静(マンモス哀れな人)が懐から蛤を取り出し
床に叩きつけると、潰れた蛤から無数の小生物がはい出てきた。
「蛤の中にはカクレガニっていう寄生蟹がいるのを知ってるか?
こいつは狭い所が大好きで…人間の尻の穴から――潜りこもうとするんだ!」
ゾリュゾリュゾリュゾリュ!!
「はっ、はりまやばし!!おまん、まっことてにあぁん子やねえ・・・」
その時、東棟1Fの女子トイレ一番奥の個室では・・・。
志摩子「全く、二週間も出ないとなると便秘も立派な持病ですわね・・・はうッ!急に尻に刺激がッ!!」
ロサアァッ!ギガギガギガ―!!アンブリョブリョブゥトン――!!!
スールの契りは、血縁よりも深い絆なのだ。「こっちも出るがぜよ!!」
ロサアァッ!ギガギガギガ―!!
こうして白薔薇一家は、ロサ・カニーナの魔手からリリアンを守ったのだった。