>  2004/09/21 (火) 03:54:37        [mirai]
> > 貴殿らの初恋の人の名前とその人とのちょっぴり切ないエピソードを聞かせてくれよ
> 俺の初恋は小学校2年の時。
> 相手は平井恵子さんという髪の長い女の子だった。
> 1学期の途中で転校してしまい、俺の初恋は突然幕を閉じた。
> のはずだったんだが夏休みに彼女がこっちの友達のうちに遊びに来て、
> それを偶然見かけた俺の胸は高鳴ったよ(*´Д`)
> 彼女たちは長い階段を自転車を運びながら昇ろうとしていたんだけど、
> それは小学校2年の女の子たちにとっては重労働過ぎた。
> 途中の踊り場で一息ついていた平井さんが階段のしたから見つめていた俺に気がついた。
> 「○○くんって力持ち? 自転車運ぶの手伝ってくれないかな?」
> 大好きだった平井さんのお願いだよ。ことわるはずがないじゃないか。
> 照れて何も喋れなかったけど、自分の自転車を階段の下に横倒しにして、
> 彼女達の自転車を担ぎ上げて階段を一歩一歩昇って行ったんだ。
> でもそこはやっぱり非力な小学2年生だから、すぐに息が上がって動けなくなった。
> 平井さんが「○○くん大丈夫? 無理しないでね」と声を掛けてくれたけど、
> その優しさは彼女の前でゼェゼェ言って動けなくなった俺には余計に辛かった。
> もうなんかやけくそになって「良く考えたらなんで俺が運ばないといけないんだ!」
> って捨て台詞を残して、彼女達の自転車を階段のまん中に放置したまま逃げ出したよ。
> 階段を掛けおりる俺の背中に罵倒を投げかけるわけでもなく「○○くーん! ありがとうー!」
> って言ってくれた平井さん。俺は情けなさと運動で火照った体で止まらない涙と汗と鼻水で
> グチャグチャになった顔を見られないように自分の自転車に乗ってその場から離れた。
> 結局平井さんとはそのあと二度と会うことはなかった。一言ちゃんと謝りたかった。

いい思い出話をありがとう

参考:2004/09/21(火)03時40分06秒