> 2004/10/01 (金) 03:24:03 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
> > 年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、早速大はしゃぎで兄と外に遊びに行った。
> > 都会とは違い、空気が断然うまい。僕は、爽やかな風を浴びながら、兄と 田んぼの周りを駆け回った。
> > そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。
> > と思ったら、気持 ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。僕は、『ただでさえ暑いのに、
> > 何でこんな暖かい風が吹いてくるんだよ!』と、さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。
> > すると、兄は、さっきから別な方向を見ている。
> > その方向には案山子(かかし)がある。
> > 『あの案山子がどうしたの?』と兄に聞くと、兄は『いや、その向こうだ』と言って、
> > ますます目を凝らして見ている。僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと見た。
> > すると、確かに見える。何だ…あれは。
> > 遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。
> > しかも周りには田んぼがあるだけ。近くに人がいるわけでもない。僕は一瞬奇妙に感じたがひとまずこう解釈した。
> > 『あれ、新種の案山子(かかし)じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かった
> > から、農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』
> > 兄は、僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。
> > 風がピタリと止んだのだ。しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。兄は
> > 『おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?』と驚いた口調で言い、
> > 気になってしょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。
> > 兄は、少々ワクワクした様子で、『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!』と言い、
> > はりきって双眼鏡を覗いた。
> その話面白いんだけどチャン板発祥っぽいんだよな(;´Д`)
> チャン板って設立したばっかりのまだ人が居なかった頃からネットに広まる怖い話の発生源になってた事多かったよな
> 一体なんなんだろうな
あめぞうがオカルトとかノベルとかに不向きだったからじゃないだろうか
参考:2004/10/01(金)03時23分01秒