●八丁念仏団子刺し 敵を斬って確かに手応えがあったのに、敵はすたすたと念仏を唱えながら歩いていきます。 おかしいと思って後をつけると八丁(約870メートル)も行ってから体が二つに割れた というものです。その後をつける際、刀を杖代わりに歩いていたので、道に落ちていた石が 団子を串刺しにしたようになっていたということです。この刀は維新後、水戸家に買い上げ られていましたが、関東大震災で焼けてしまったそうです。