今月17日、あの青山正明が逝った。 自宅の部屋で首をくくって死んだそうだ。昼過ぎ、部屋から出でないのを不 審に思った母親が、ドアを開けると青山が天井からブラ下がっていたそうだ。 恐るべし青山正明。死ぬときまで、ただでは死なない。俺たちに、ちゃんと ネタを残す心使いを忘れてはいないのだ。 青山といえば、鬼畜のカリスマだ。慶大在学中には、今でも伝説として語り 継がれるカルト・ミニコミ「突然変異」で華々しくデビュー。その後、エロ 雑誌や株屋の雑誌等に雑文を書き散らかした後、80年代後半に海外カルト 情報誌「エキセントリック」に参画。90年代初頭にチンピラ系シンクタンク 「東京公司」を結成。「危ない一号」「アダルトグッズ完全使用マニュアル」、 別冊宝島シリーズでは「気持ちいい薬」「薬のウラが分る本」「裏ハワイ読 本」などを編集・制作。著書「危ない薬」(92)は世間から大顰蹙を買い、 「フォーカス」にその素顔を盗撮されたが、その後も版を重ね、現在ではジ ャンキーのバイブルである。