26日午後7時50分ごろ、米花市米花町のホテルロビーで 「眠りの小五郎」として知られる探偵毛利小五郎さん(45)が頸部を 針のようなもので刺されて死亡し、警視庁捜査一課が毛利さんと一緒にいた 男子小学生(7)を重過失致死の疑いがあるとして補導していたことが分かった。 小学生は毛利さんの知人の長男で、以前から毛利さん宅で、 16歳になる娘さんと3人で暮らしていたという。 関係者によると、毛利さんが偶然居合わせた殺人事件の現場で 警察の捜査に協力していたところ、 小学生が突然毛利さんに向かって麻酔針を発射し、 毛利さんはその場で意識を失い呼吸困難に陥り間もなく死亡した。 小学生は警察の取調べに対して、 「麻酔針は以前から何度も繰り返し使用していた、いつもは大丈夫だった。 毛利さんを殺害する意思は全くなかった」と説明しているが、 一方で「自分は高校生探偵だ」などと訳のわからないことも話しており、 警察では小学生の精神鑑定を実施するとともに、 腕時計型麻酔銃の入手経路などについても調べを進める予定。