俺が冒頭の文を直すとしたらこうだ。 照りつける太陽。抜けるような青い空と純白の雲のコントラストが美しい。 夏まっさかりだ。 子供達の声が聞こえてくる。 お揃いの赤い水着入れを抱えた小学生が3人、家の前を通り過ぎる所だ。 同級生なのだろう。 小麦色の肌が健康的で、恨めしかった。 なのに私とくれば、病室のような2階の部屋で、陰湿なクーラーの冷気にさらされてる。