2001/06/24 (日) 23:18:39 ◆ ▼ ◇ [mirai]よかったです今回は。何がって、解決しなかった所が。演出も。
最後のほうでフツーに登校して「お…おはよう…」「オハヨー」「あ、長門さんオハヨー」かよこニッコリ。
とかだったらもう最低だなぁと心配してましたが、事無きを得て(?)一安心。
吐くほどのPTSDの持ち主なら多少励まされた所で急に生活を変える事は出来ません。
優しいどれみさんが好きですが、「かよこちゃん、私が一生友達になってあげる。辛い事から
守ってあげる。他の友達と分け隔てなく接してあげるっ」とゆーぐらいの責任が持てないなら
ほっとくべきです。中途半端に学校に来ても、同じ事を繰り返すだけです。なぜなら長門さんは
そういう種類の人間だからです。実際、彼女が傷ついたクラスメートの言葉や態度は
誰にでも有り得るレベルだし、林野くんが悪者に見えるかもしれませんが彼の言葉から、ある程度
(立場上とはいえ)面倒をみた事が読み取れるので、それ以上は彼女自身の気の持ちよう次第です。
しかし彼女に問題があるとは言いません。人間に生まれたからと言って、全ての人が
通常考えられうる生き方が出来る思考回路を持っている、ということはありません。もちろん大多数の人が
普通に暮らさなければ社会が機能しませんが、仮に彼女がこの先一生学校へ行かず就職もせず
最終的に餓死したとしても、それを望んだのは彼女であり、そこに間違いと呼べるものはありません。
というわけで、いかにも未解決で続きがありそうな今回の話ですが、僕的にはこれ以上必要ないと
思います。最後に長門さんがよこした手紙が解決です。このまま終わったほうがキレイです。