2004/11/27 (土) 20:36:00        [mirai]
●ついに、酒鬼薔薇宅突入!!(その2)
 2DKの都営住宅にはカーテンが引かれ……。

 酒鬼薔薇は東京都国立市のある都営住宅に法務省の役人といっしょに住
んでいる。そして、その都営住宅周辺の聞き込みを始めた、ちょうどその
ときだった。いたいけなこの俺を差し置いて、酒鬼薔薇の自宅に突入した
礼儀知らずのバカモノが現れたのだ。
 賢明なる読者の皆様はすでにご存知かもしれないが、今月18日発売の月
刊誌にこんなふざけた記事が掲載されたのだ。
<今年十一月初旬、東京都多摩地区。都心と郊外を結ぶ主要幹線道路から
は少し入った古ぼけた大規模団地の一角に本誌取材班のメンバーが集結し
た。
 昼間は親子連れや通学児童で賑やかだが、晩秋の夕暮れともなると人影
は見えず、辺りは静けさで包まれていた。
 すっかり色づいた木々の間から数多くの窓を眺める>
<我々が注目している部屋は2DKタイプで、今年四月頃から二人の男性
が居住していることは、同団地の自治会などで確認済みである。
 その部屋に表札は掲げられておらず、窓のカーテンも引かれたままであ
ることが多いという。
 新聞の定期購読契約を結んだ形跡はないし、テレビを見ないのか、NH
Kの受信を示すステッカーも貼っていない。また、郵便受けにはチラシ広
告以外は入っていないようである>。
 ちなみに、この記事が掲載されたのは「新潮45」(12月号)。記事のタイ
トルは<酒鬼薔薇の終わりなき「ゲーム」最終章>。筆者は、盗作疑惑で
業界中に悪名を轟かせた、あの一橋文哉である。
 一橋については、かつて【サイバッチ!】で触れたことがあった。
<「闇に消えた怪人―グリコ・森永事件の真相」(新潮社)で一躍脚光を浴
びた覆面ライターの一橋文哉、本名は広野伊佐美で「サンデー毎日」元副
編集長。人使いの荒いおっさんということで有名で、記者時代は取材相手
から刑事の名誉毀損で訴えられたこともあった、とか。同書の情報源に謝
礼をしなかったことで一悶着あった、という情報も。ちなみに、一橋文哉
の由来は「一橋=千代田区一ツ橋=毎日新聞&文哉=ブンヤ=新聞記者」
だそうです> (【サイバッチ!】[03/03/99]号)
 オマケに、一橋は、あの「噂の真相」でも、捏造&盗作疑惑で2回も叩か
れていた。折り紙付きのインチキライターである。
 ともあれ、である。
 日本を代表する人権蹂躙系出版社が発行する雑誌とはいえ、マスコミの
端くれ。さすがの「新潮45」も、文中に「大規模団地」の住所を書くこと
はできない。ただ、その場所は「多摩地区」としか記していないのだ。
 それなら、どうして、俺たちがつきとめたこの場所と同一だとわかるの
か? それはね。うけけけけ。(以下、次号に続く)

◎その都営住宅の郵便受け……。
http://great.mailux.com/file_view.php?id=UP41A61D1CBFAB3