2001/07/05 (木) 23:06:42        [mirai]
日はすっきりと晴れた気持ちの良い日だった。 
そんななか、美幸に恋をしてしまった一人の男がいた。
それは、怪盗704号であった。
「美幸さんなんてかわいいんだろう。どうにかしてお近づきになりたいなぁ・・・。
そうだ!!俺の得意な変装をすればいいんだ。」
電柱の影に隠れていた怪盗704号は急いで自宅へと向かった。

「夏実、警邏に行くよ」
「はーい、今行く」
美幸と夏実はいつものようにTodeyに乗って出発しようとしたその時
「困ったなぁ、これじゃあ会社に行けないよ」
と困っている会社員がいた。お察しのとおりこの会社員は怪盗704号である。
「どうしました?」
美幸がその様子に気づき声をかけた。
「それが、ココに止めておいたら誰かにパンクさせられてしまって。今から取引先に行かなければいけないんですよ。」
「それじゃあ、署にタイヤがありますから取り替えましょうか?」
「いいんですか!!」
その会社員はうれしそうに言った。
「ええ」
「それじゃあ、お言葉に甘えてお願いします。」

つづく