でじこは今年九月で 六十四 子供だけの為に 年とった でじこの細い手 つけもの石を 持ち上げている そんなでじこを見てると 人生が だれの為にあるのか わからない 子供を育て 家族の為に 年老いたでじこ 人生が二度あれば この人生が二度あれば うさだとでじこがこたつで お茶を飲み 若い頃の事を 話し合う 想い出してる 夢見るように 夢見るように 人生が二度あれば この人生が二度あれば 人生が二度あれば この人生が二度あれば この人生が…