> 2001/07/09 (月) 18:05:26 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > どう違うんだい?´ー`
> 小説とはそれ自体で何も前提せずに、ボルヘス「円環の廃墟」のように
> 完全な想像をすること、創造せずにひたすら想像力を限界まで引き伸ばすところに
> 小説性というようなものが現れる。換言すれば慣習や因習や日常生活を
> 括弧にいれない限り絶対に小説というものは書けないし、それが出来ていない
> 小説はどんなに文章が巧くても駄作にしか過ぎず、そういう意味で次から次へと
> 冊数を読んで消費するような態度というのは、ノベルに対してだけ訪れるのであり
> 小説が好きな人は、というかバルガス=リョサも言っているように、
> 小説とは体内にサナダ虫を飼わざるをえないものが死にそうになりながらようやく形作った
> 消えそうな世界観なので、消費するようには読めないものであり、
> つまりは作者の思想性が反映されないよくわからないものはノベルという
> カテゴリーに当て嵌めることができる。
> 辞書で調べたような語句の意味を当てにしている限り、小説から小説性は
> 現れてこないだろうから、日々の清涼剤のひとつとしてしか小説を読めない人は
> 死ぬまでそのままなんだろうから、べつにそれはそれでいいと思うよ。
> フルスクリーンに身を浸すような感覚になれるとか何とか言ってればいいと思う。
まんこ
参考:2001/07/09(月)18時04分35秒