米国系のリーマン・ブラザーズ証券がライブドアの堀江貴文社長から借り受けた ライブドア株の売却をめぐり、ライブドア副社長が運営するインターネットの日記型 個人サイトで事実と異なる記述をしていることが21日、分かった。 リーマンは借り受けた約4672万株(発行済み株式総数の7.26%)のうち約890万株を 10日に売却。さらに、約280万株を10日以降、2度にわたり追加売却したが、 同サイトでは「売っていない」と記しており、「一般投資家の誤解を生む」との 指摘も出ている。 証券取引法では、株式相場の変動を目的に虚偽の情報を流す行為を「風説の流布」として 禁止している。副社長がサイトに間違った記述をした理由は不明で、 ライブドア広報は「担当者と連絡がつかない」と話している。