「ホリプロさんも罪つくりなことをしたもんだ」――関係者の間でこんなふうに見られているのが、 
売り出し中のイケメン俳優・谷原章介（３２）だ。 
数少ないレギュラー番組の一つ「カミングダウト」（日本テレビ）が、３月いっぱいで打ち切りになってしまった。 
日テレ側は打ち切りの理由を明らかにしていないが、関係者の見方は「ホリプロ所属のタレント・あびる優の 
“万引告白騒動”が原因」で一致している。 
「もったいない話です。『カミングダウト』は深夜１１時４０分スタートながら視聴者の評判も好調で、 
藤井隆、島崎和歌子など、毎回それなりのゲストも登場させていた。局内では『ゴールデンに移行か』と 
いう声もあったほど。それが、あびるの一言でスッ飛んでしまったのだから、ホリプロが責められても仕方ありません」 
（日テレ関係者） 

　この番組で司会を務めていたのが谷原で、「しゃべりのできるイケメン」として目下、売り出し中だったのである。 

「谷原は９５年に映画『花より男子』でデビューしたが、その後は鳴かず飛ばず。せいぜい、オセロの中島知子 
との交際が騒がれた程度だった。ようやく世間に認知されるようになったのがこの『カミングダウト』で、事務所は 
“ゴールデン移行”を今か今かと待ち望んでいる矢先でした」（芸能記者） 

　この事件では、当のあびるだってホリプロのずさんな管理の“被害者”と見ることもできる。 
しかし、真の被害者は「谷原」か。