一般にソフトウェア開発において、「3△歳を過ぎると開発能力が低下す る」と、いわれることがあります。 これは、本当でしょうか? 私たちは、これに対して「NO」といいます。 しかし、実際にソフトウェア業界には、30歳を過ぎたころから開発能力 が低下する人たちが大勢います。なぜでしょうか? 一般的に、上記の理由としては、次のようなことがいわれています。 1.入社してからの年数が経つにつれて、管理業務的な仕事が増え、 開発業務に従事する時間が減るため、結果として開発能力が低下する。 2.年をとるにつれて、柔軟な発想ができなくなる。 しかし、私たちは、上記とは別の次の理由が、主な原因ではないかと考え ています。 3.高い技術力やノウハウを必要としない単純な開発では、開発成果が 開発に要した体力に比例するため、年をとって体力が低下した分、開発 能力が低下する。