日本側の歴史認識を暗に批判 韓国大統領演説、独と比較 http://www.asahi.com/international/update/0225/004.html 盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領は25日、就任2周年を迎えて国会で演説した。 大統領は政権が進める過去史をめぐる真相究明の必要性について、「歴史問題を処理する ドイツと日本の異なった態度は多くの教訓を与えてくれる。態度によって周辺国から受ける 信頼も違う。過去に率直にならねばならず、そうすることで初めて過去を振り払い未来に 向かうことができる」と発言。小泉首相の靖国神社参拝など歴史認識に関する問題で、 韓国や中国の反発を招いている日本の態度を間接的に批判した。 北朝鮮の核問題については「一喜一憂せず、柔軟性を持ちながら一貫した原則に従って 冷静に対処する」と述べ、北朝鮮の核保有を容認しない一方で、平和解決を探る韓国政府の 基本方針を改めて確認した。