ウクライナの首相に、ユリヤ・ティモシェンコ首相代行が就任した。猛毒のダイオキシンで暗殺未遂に遭った
ユーシェンコ大統領の推薦によるものだ。この女性、一見スゴく若く見えるが、実は44歳。
しかし、女性が同国の首相に就任したというのは始めてだそうです。

さて、このティモシェンコ氏は一体何者なのか？実は、独立後のウクライナで最も成功したとされる
女性実業家である。ティモシェンコ氏の経営するグループ会社の総収益が110億ドル。
日本円で約1兆円にもなる巨大企業のトップなのだ。

しかし、かわいい笑顔とは裏腹に汚い商売をしている。
元々は違法なビデオカセット（海賊版）で財を成して、ソヴィエト崩壊後にエネルギー事業に参入、
贈賄によりウクライナにおけるエネルギー独占販売権を得て現在の地位を確固たるものにしたとされる。

その後、クチマ前大統領の命によりティモシェンコ氏の会社が強制捜査を食らったときは、
外国からの援助物資の横領、通貨関連の違反、ウクライナ国外への資金の不法な持ち出し、
詐欺など、あらゆる不正が続出。ティモシェンコ氏はドル紙幣が詰まったスーツケースを
持って空港からトンズラしようとしていた所であえなく逮捕されたらしい。

だが、議員の一員であったティモシェンコ氏は議員免責という特権で起訴を免れた。
そして、そんな彼女が突如表舞台に登場し、ウクライナの首相に就任した。
まるでスパイ映画『007』の悪役並みのウソのようなホントの話。

ＡＶ出してるのかな？