交通事故でひとり息子を亡くしました。まだ22歳の若さでした。 私は数ヶ月間毎日泣き明かしました。 しかしある日、死んだはずの息子から 「事故を起こしてしまった。どうしてもお金が必要なんだ」という電話があったのです。 私はうれしさのあまり号泣し息子の話に耳を傾けました。息子のいうように銀行に お金を振り込みそのことを伝えるとすぐに電話は切れてしまいました。 それ以来、毎日息子からの電話を待っていましたがもう二度と電話がかかってくる事は ありませんでした。 たった一回だけでしたがひさしぶりに息子の声が聞けてとても幸せな気分でした。