買った女 ある男性がインドへ旅行に行った時の事である。 彼のインド旅行も最終日になったとき、彼は“社会勉強”や“旅の思いで”などと称して、 現地の店で女性を買ってみようと思った。 彼はガイドに英語で「女性を買える場所はないか?」とたずね、歓楽街の一角にある怪しげな店に案内される。 そこで提示された金額はインドの物価を考えるとかなりの高額であったが、 彼とって払えない金額ではなかったし、何より紹介された女性が美人だったのでその金額を払うことにした。 彼は女性をホテルに連れて帰り一夜を楽しんだ。 ところが、その女性は夜が明けても彼の側にいて帰ろうとしない。 もう空港に向かい出発しなければいけない時間。 困った彼はたどたどしい英語で彼女に帰るように言ったが、なぜか彼女は帰ろうとしない それどころか、彼女は彼のことを「Master(ご主人様)」と呼び始めた。 どうやら彼は本当に女性を“買って”しまったようだ。