2001/07/26 (木) 01:40:23        [mirai]
■ 参院選福島県立候補者神田かおり落選運動サイトから引用  
■成金(776) 投稿日:2001年7月22日<日>11時59分  
 
神田かおりは、なんと国鉄分割民営化反対を唱える身でありな
がら、キセルで国労の駅員に捕まりそうになった。「待ちなさ
い」と国労組合員に腕を掴まれた神田かおり、その腕を振り払
いながら「馬鹿野郎!」と怒鳴ると、一目散に逃走。

神田は、昭和六一年から六二年にかけて、「国鉄分割民営化反
対」を唱え、国労の応援活動に取り組んだ。神田は、元夫やその友
人達がボランティアで結成した「はだしのゲンの会」のメンバー達
と人材活用センターを訪問したり、国労分会への講演や慰問等、全
国的な国労支援活動を精力的に繰り広げだ。その中で、神田は、土
井たか子社会党委員長に対し、「国鉄分割民営化反対運動と国労支
援にもっと積極的に取り組め」と公衆の面前で直接申し入れること
までしたという。
 だが、当時の関係者の話によれば、神田は、実際には国鉄問題の
理解は浅く、仲間には「国鉄の職員なんて態度悪いし、悪い印象し
かない。本当は嫌いだ」とまで発言していたという。それを裏付け
るかのように、神田は、国労支援活動をしている身でありながら、
国鉄代々木駅でキセル行為を犯し、それを見とがめた駅員(国労組
合員)を、なんと「馬鹿野郎!」と怒鳴りつけて逃亡するという事
件を引き起こしたという。
 そのキセル事件が起きた日、神田は早朝から動労千葉等の支援に
出向き、夕刻には、その日の夜に代々木で予定していたミーティン
グに参加するために代々木駅で下車した。その際、神田は、無効な
切符を駅員に渡して駅改札を不正に通過しようとしたが、それを国
労バッジをつけた駅員に見とがめられてしまった。駅員に制止され
た神田は、その駅員に罵声をあびせ手をふりほどいて逃亡したの
だ。
 このとき神田に同行していた支援グループのメンバーは、逃亡し
たキセル現行犯と同行していたという理由で駅員に連行されたそう
だ。結局、そのメンバーは代々木駅の駅員達に丁重に謝罪して、神
田氏の切符代を支払い放免されたという。
 そのメンバーが代々木駅を出て、当日のミーティング会場に出向
いたところ、すでにそこに来ていた神田は、彼の顔を見ると「なん
で逃げてこなかったの?」と涼しい顔をして言ったという。
 この話には、後日談がある。なんと、この二、三日後に、神田は
キセルを見とがめた代々木の駅員がいる国労新宿分会に慰問講演に
出向いた。あでやかな和服姿で登場した神田は、怖じる様子もなく
「私、国労の味方です」「国労新宿分会の皆さん、頑張って下さ
い!」と講演して喝采を浴びてきたという。
 あきれたことに、心配するメンバー達に、神田は「和服に着替え
ちゃえば私だったことなんてわかんないわよ」と高らかに笑ってい
たそうだ。
 ところで、神田はこの時期、国労に引っ張りだこだったという。
一回の講演で何十万円ももらっていたというのだ。この頃の国労は
まだかなり金があったのだろう。ところが、神田は芸人なので、も
らったご祝儀は源泉徴収されることがなく、神田は国鉄の講談でも
らったご祝儀を税務申告しなかったらしい。国鉄問題は神田にとっ
て実においしかったのだ。「それならば、電車賃ぐらい払えば良い
のに」とは、当時を知る人の弁である。