世の中には2種類の人間がいます。上を見る人間と、下を見る人間です。 上を見る人間は、自分より優れた他人を常に意識して、劣等感を感じる事が あってもそれをバネにする事ができます。結果はさておき、努力する事が できる人間なのです。 下を見る人間は、常に自分より劣った人だけを見ようとします。あいつは自分 より馬鹿だ、劣っている、目下だ、と思える人間だけを視界に入れます。 あなたはこちらのタイプの人間です。 自分より下がいるから、あいつよりはまだ自分はマシだから― そう考え、努力する必要性を感じません。そして、いつのまにか見下げていた 他人と同じラインに立っています。しかし、常に下だけを見つづけるので、その 事に危機感を感じません。