2001/09/04 (火) 18:42:38        [mirai]
 嵐で飛ばされたピコピコポンは、おそらく竜巻キャシー(?)の巣の中にあるだろう、と博士は言いました。しかし、竜巻の巣は高い岩山で囲まれていて、中には迷路が待
      ち受けていました。途方にくれる一行。そのときムンムが、岩山に小川が流れ込んでいるのを発見。川の流れにのっていけば、中へたどりつけると提案します。しかし、川
      は人ひとり入れるぐらいの岩のすきまに流れ込んでおり、全員で川を下るのはあまりにも危険。結局、ムンムが1人で様子を見に行くことになります。決まった時間になれ
      ば戻ってくると言い、中へ入っていったムンム。しかし彼は戻りませんでした。心配したパッキィは、ついに岩山の迷路の中へと入っていきます。(そのころムンムは迷路の
      地図を誰かにもらっていた。そしてパッキィはムンムと出会い、ドコドンと博士も合流したと思う。)地図にしたがって進んだ一行は、宝の部屋を見つけます。しかし、そこに
      は濃厚なガスがたちこめており、それ以上進むのは困難でした。ところが一行はなんと、ドコドンにガスを吸い込ませるという荒技をつかって、ガスを克服。限界をこえて息
      を止め続けるドコドン(息を吐いたらガスが出てくるから。)さらなる困難の末、ようやく一行はピコピコポンを取り戻すことが出来たのでした。

                                                                 ~ゼロの概念~

       ところが、何という事か、ここへ来てガルガリ博士がいきなり裏切り行為に出ます。もともと宝物(ピコピコポン)を横取りするのが目的だったガルガリ博士は、ゼロの消し
      ゴムを発明。これを使えば、物でも人間でも、何でも消すことができるのです。博士はいきなり強引にパッキィ、ムンムを消し去り、怒りに泣き叫ぶドコドンも消してしまいま
      す。あとに残ったのはピコピコポン、そしてガルガリ博士。博士は勝ちほこって「ゼロの歌」を歌います(視聴者にゼロの概念を教えている。)ここで番組は終わって次の週
      へ。小さな視聴者なら驚愕の展開です(大きくてもそうかも。)

                                                              ~ゼロの概念・つづき~

       次の週。宝物を1人占めしたガルガリ博士。最初は上機嫌でしたが、だんだん1人でいるのがつまらなくなってきます。寂しくても、もう3人はいません。取りかえしのつか
      ない過ちを犯した事にようやく気付いた博士は、ついに激しく泣き出します。さんざん泣いた後、あることを思い出す博士。「そうだ、ワシは天才科学者だったのだ!」そして
      博士は、1本の鉛筆を発明します。描いた物が本当になるという、奇跡の鉛筆。博士は急いでパッキィの絵を描きだしますが、思うように描けません。博士はイライラして、
      パッキィはやめてムンムから描くことに。しかしやっぱりうまく行きません。途方にくれる博士。しかし、その時またもアイデアが湧いてきて、博士は不思議なベレー帽を発
      明しました。これをかぶって絵を描くと、誰でも上手に絵が描けるのです。これをかぶって絵を描いた博士は、ようやく3人を元通りにする事ができました。3人は博士をきつ
      く怒りますが、もともとお人好しなので、けっきょく仲直り。最後は「宝さがし友の会」のテーマソングを大合唱して終わります。