2001/09/06 (木) 19:43:02 ◆ ▼ ◇ [mirai]No.086] ファミコンせえへん 2001年9月5日
かなり前に、東海林のり子と若手ミュージシャンの対談集みたいなのを本屋で立ち読みしたのだけど、
そこでセックス・マシンガンズの Anchang が、そのおバカ歌詞に突っ込まれた時に、
スタンダードなポップミュージックの歌詞の非現実性について言及してた。
「だって、現実に 『今夜、君を抱きたい』 とか、絶対言わないじゃないですか。
実際には、『今日オレん家来て、ファミコンせえへん?』
て言って誘うわけじゃないですか。」
なるほど、と思った。さて、そのへん、あくまで歌詞なんてものは現実離れした、ある種そうありたい、
という願望の投影であるべきなのか、あるいは生々しい現実を捉えるべきなのか
、それともシュールであるべきなのか、というのは、
結局個々の判断に委ねるしかないんだろうけども、そういう歌詞の紋切り型なフレーズをリサーチして統計出して、
切れ切れに繋いでひとつの曲作るのってのは、結構楽しそうなんだけど、いかがか。
「もうあの頃の二人には戻れないから、僕が僕らしくあるために、もう君以外愛せない。」
とか、そんな感じで。