黒板に一本の線を引いて距離をおいて見る。それは点、幅のない一次元のモノが並んでいるように見える。 黒板に近づくと、二番目の次元を、幅のある次元を見ることになる。その線は二次元のモノになった。 さらに近づくと、三番目の次元が見える。高さのある次元だ。チョークの線が黒板から盛り上がっている。 目を近づけることによってその線は一次元のモノから三次元のモノに変わったというわけだ。 さらに目を近づければ別の次元も見ることが出来るだろう。他の次元は存在するのだが、 あまりにも小さすぎるために我々にはわからないのだ。