2001/09/09 (日) 01:28:53        [mirai]
「非常にキビシー
13年間の刑期を終えて
僕は黒い服の人々に礼を言って
ヘイの外に出た これからはどこへだって
歩いてゆける
この2本の足さえあれば地の果てだってゆける
13年目の春の夜 満天の星空の元 恋人と再会した
私 毎晩祈ってたわ 悔い改めてくれる事を
ねえ これからは 2人で罪を償う旅に出ましょう」
彼女の手を握り ただ僕は
「ありがとうありがとう」と涙した
握った彼女の手はなぜか冷たかった
それからの13年間を2人で暮らした 幸せだった
14年目の春に彼女は死んだ
僕は 満天の星空の元 泣きながら思った
これでいいのだ つらくともこれでいいのだ
テレビの男が言う「西から登ったお陽様が東へ沈む
これでいいのだ」
そうだ これでいいのだ!
だがしかし...だが...しかし」