2001/09/12 (水) 12:16:24        [mirai]
めっちゃ幸せやった…
それが日常であることをぼくは、ときどき忘れてしまうほどやった。
ほんで、ふと感謝すんねん。
おおきに、と。
こないな幸せな日常に。
水たまりをかけぬけ、その跳ねた泥がズボンのすそに付くことだって、それは幸せの小さなかけらやった。
永遠に続くと思ってたんや。
ずっとぼくは水たまりで跳ね回っていられるのだと思ってたんや。
幸せのかけらを集めていられるのだと思ってたんや。
でも壊れるのは一瞬やった。
永遠なんて、なかったんや。
知らなかったんや。
そないな、悲しいことをぼくは知らなかったんや。
知らなかったんや…。
「えいえんは、あるんや」
彼女は言ったんや、ショーミな話。
「ここにあるんや」
確かに、彼女はそう言ったんや、ショーミな話。
永遠のある場所。
…そこにいま、ぼくは立っとった。