2001/09/21 (金) 04:27:29 ◆ ▼ ◇ [mirai]その時、それまで錯乱していたのび太がハッキリした口調でこう言った。
「ぼくとドラえもんが・・・そう言い残すと、のび太は静かに息をひきとった。
「じゃあ、次はボクの番だね。キシシシシ。」と、笑うスネ夫。横にはいつのまにか弟のスネツグが。
説明しよう!スネツグとはスネ夫の生き別れの弟で、親戚のおじさんのうちで育てられているのだ!
裕福なハズのスネ夫家で、何故かれが養子に出されたのかは不明である・・・。
そのときのことをスネ夫は今まで、一度も忘れたことはない。そう、あれは16年前だ。
骨川家に届けられた謎の薬を飲んだスネツグは、気が狂ってしまった。
「しっかりしろ!目を覚ませよー!スネツグー!」
「眼なら覚めているさ。ぼくは・・・」
そして、朝日は昇り、暖かい光に辺りは包まれた。
「それからさ、スネツグがおかしくなってしまったのは。そして僕は酒と肉欲の日々を送っていた。
どうだい?ドラミちゃん。僕の、この「スネ夫の自慢アワー」とそれを交換してくれないかい?
ドラミ「っせえんだよこのチンピラが!」炸裂する喧嘩キック。
「おっと、危ない危ない。」とっさにジャイアンを盾にしたスネ夫はニヤリと笑った。
つられるかのように「キシシシシシ!」と笑うスネツグ。
スネ夫は、隙だらけのドラミの尻尾を食いちぎった。「バッキャオーーンッ!」スネ夫は暴走した。
「ドラミを・・・食ってる!?」完全に停止していたはずのドラえもんが、
妹の危機に反応したのか再起動する!!しかし立ち上がった瞬間、
そのままドラは永遠に目を覚まさなかった。
ケロちゃん「さくら、今やでー」
さくら「フラワー」
一方その頃、パトロール中のパーマンがおかしなものを発見していた。『俺はテコでも動かねぇ!!』
静は何かを必死に守ろうとしていた。
- - - 藤本先生逝去により、ここで連載は終了しました。
先生のご冥福を心からお祈りします。- 執筆者一同