> 2001/09/21 (金) 20:52:28 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > 「げほげほ……」
> > 老女が風邪を引いて伏せっている。
> > 「まったく、メイドロボがいるって言うのに看病の一つもしやしないんだから……」
> > ぶつくさ言って寝入る。
> > ややあって、ふと目を覚ますと、
> > 「……?」
> > ととと……と、障子の向こうを影が駆けていったような気配。
> > ふと、いい香りが鼻をくすぐる。
> > 枕もとのお盆の上に書置きがある。
> > 『ババア、
> > いつまでも寝てられるとうっとおしくてかなわないから、
> > はやく良くなるですー』
> > そんな置手紙とともに、枕もとには梅干のちょんと載ったおかゆが湯気を立て
> > ている。
> > 枕もとの座布団にはさっきまで誰か座ってたかのようなへこみ。
> > 身を起こすと、額からぽろりと濡れ手ぬぐいが落ちる。
> > 「マルチちゃん、口ではあんなこと言って、ずっと見ててくれたんだねぇ……」
> これちょっと面白いな
> URAおくれ
http://jtpd.virtualave.net/text/takaa131.html
http://jtpd.virtualave.net/text/takaa137.html
参考:2001/09/21(金)20時51分33秒