>  2001/09/21 (金) 20:52:28        [mirai]
> > 	「げほげほ……」
> > 	 老女が風邪を引いて伏せっている。
> > 	「まったく、メイドロボがいるって言うのに看病の一つもしやしないんだから……」
> > 	 ぶつくさ言って寝入る。
> > 	 ややあって、ふと目を覚ますと、
> > 	「……?」
> > 	 ととと……と、障子の向こうを影が駆けていったような気配。
> > 	 ふと、いい香りが鼻をくすぐる。
> > 	 枕もとのお盆の上に書置きがある。
> > 	『ババア、
> > 	 いつまでも寝てられるとうっとおしくてかなわないから、
> > 	 はやく良くなるですー』
> > 	 そんな置手紙とともに、枕もとには梅干のちょんと載ったおかゆが湯気を立て
> > 	ている。
> > 	 枕もとの座布団にはさっきまで誰か座ってたかのようなへこみ。
> > 	 身を起こすと、額からぽろりと濡れ手ぬぐいが落ちる。
> > 	「マルチちゃん、口ではあんなこと言って、ずっと見ててくれたんだねぇ……」
> これちょっと面白いな
> URAおくれ

http://jtpd.virtualave.net/text/takaa131.html
http://jtpd.virtualave.net/text/takaa137.html

参考:2001/09/21(金)20時51分33秒