朝8時30分――――― 息を切らしながら、HRの開始を告げるチャイムが消え入る直前ぎりぎりで 今日も教室に入る。どかっと席に腰を下ろすと隣のあの子が、ぼくの手を 両手で包み、 「空白ちゃんの手、冷たいのね」 とぼくの目を見つめた。 これって俺に好意があるのかなぁ(´Д`)y-~~