突如鳴り響くエマージェンシィ・コール。赤いライトを点滅させるカメラ。暗い部 屋の中にサッと緊張が走って、『これ!』という母の指示のもと『はいっ!』とテ ーブルの上を片付ける父。赤いボタンを押すと電話が飛び出してきて、何が何だか 判らないナオキは『何これ! 何の音!?』と慌てるばかり…。