2001/11/01 (木) 08:37:11 ◆ ▼ ◇ [mirai]知識を守るもの
(The Warder of Knowledge/特になし)
特になし
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<エルトダウン陶片(シャーズ)>の19番目の粘土板に曖昧ながら記されている存在。万有知識の管理者、守護者とされている。
鱗じみたものに覆われた灰色の触腕を備え、人間とは異質なものである幅広い巨大な貌を持っている。細長い
冷ややかな緑色の目は人間の感情を表しようもないほど異様なものでありながら、魅惑的なものがあるという。
粘土板にはこの存在を召喚するための呪文が記されており、それを唱ると、夢の中でこの存在に出会い、あらゆる
知識を目の当りにする事ができる(経験と知識によってその範囲は限られるようだが)。しかし、失われた退散の
呪文を唱えなければ、精神は知識を得た後に『知識を守るもの』に同化されてしまい、肉体は死を迎える。
あらゆる知識といえば、神秘学で語られる『アカシャ年代記』が連想される。これは、地上の全ての出来事と個人的
経験が、あらゆる創造物の源である『アカシャ』に記録されているというもので、導師と修行者だけがこれに接触
できると言われている。『知識を守るもの』は、このような、世界のどこかに存在する知識の蓄積媒体の顕現なのかも
しれない。