2001/11/12 (月) 01:46:36 ◆ ▼ ◇ [mirai]ある日 二人を学校に送りだしてから 祐一さんのお部屋のゴミ箱を綺麗にしようとすると
ぽろぽろぽろ
中から 沢山の 丸めたティッシュが転がりだしてきました
きゃ きゃあ
こ これは ゆ 祐一さん あなた
昨夜 こんなに
違います
でも 若いんですから 仕方ないのかもしれません
私は くらくらして倒れそうになる自分を意志で支えながら そう納得することにしました
ですが
今まで こんなことはなかったのです
一体 昨夜 何が
はっ
ま まさか な 名雪と
そ そんな ゆゆ 祐一さんっ あなたっ
私じゃなくて名雪を
違います
こほん
若いんですから そう言う行為に及びたい気持ちは 分かります 分かってるつもりです
理屈の上では 了承 です
でもでもっ 母親としては やっぱり落ち着きません
うー うー
ここは 祐一さんが帰ってきたら ちょっと問い質してみましょう
玄関に気配
祐一さんが帰ってきたようですね
「祐一さんっ ちょっとお話が」
「だだいまぁ~ あれ? あぎござん、なんでずか」
ずずー
きゃ 祐一さん 凄い鼻声です
「ど どうしたんですか」
「え? いえ、風邪引いぢゃっだみだいで 昨日がら鼻水が」
ずずー
そ そうだったんですか
夜遅くまで行為に励むから
違います
とすると ゴミ箱のティッシュも 鼻水を
ぼぼぼ
真っ赤になっちゃいます
わ 私ったら なんて勘違いをー
ごめんなさい祐一さんっ
「で えーど あぎごさん なんでずが」
「い いえ 何でもありません それより お大事に」
とたたたた
思わず 恥づかしくて 逃げてきてしまいました
全くもう 私ったら いくらなんでも
秋子のおばかさんっ
そうです よく考えてみたら ゴミ箱の中身をゴミ袋に移したときも
あの独特の匂いはしなかったような
違