「ボワァーッ!!」
次元 「ル、ルパン。お前まで化け物になったのか?」
ルパン「馬鹿言え、やっと手品のタネが判ったのさ。
液体燃料のボンベを背中に背負ってボンベの先から管を
指の先に取り付ける簡単な仕掛けさ。」
次元 「へぇ~。それじゃ奴が宙に浮くってのは?」
ルパン「それもわかった。あ~らよっと。」
次元 「ひぃ~。ルパンが宙を歩いてる。」
ルパン「慌てるなって。こいつの上を歩いてるだけだよ。」
次元 「何だ、硬質ガラスか。」
ルパン「タネがわかってしまえば何てことはない。
それよりもこのフィルムには恐るべき秘密が…。」
「シュッ。タン!!」
次元 「ナイフだ!!手紙が結び付けてある。」
ルパン「挑戦状、パイカルだな。」
【明日朝6時、荒波岬で待つ。】