しかし この仏像は ふるくから 土地の人々のまもり神であった。 だれも 金満氏に 仏像をうりわたそうとするものなどいない。 金満氏「金は いくらでもだす わしに うってくれ」 人々は うずたかくつまれたさつたばをみてもかんがえをかえなかった。 金満氏「ふん それなら しかたない」 金満氏らは 土地の人々を すべてころし 仏像をむりやり うばいとってしまったのだった。