> 2001/11/12 (月) 22:47:31 ◆ ▼ ◇ [mirai]> マンガを執筆するにあたって「有利なジャンル」はあり得るのか、という議題です。
> これを知るためには、まず「作家性の判断」から始める必要があります。
>
> ・作家性の判断
> ちなみに、「有利なジャンル」というのは、例えば
> (1)新人賞応募作ならば、賞を取りやすいようなジャンル。
> (2)商業誌ならば、本誌での人気が高くて、また単行本も売れるようなジャンル。
> (3)H同人誌ならば、何のパロをやるかというジャンル選択。
> (4)作家的に言えば、「より自分が満足しやすい」ジャンル
> をさします。
> 普通、(1or2or3)と、4を同時に満たすのはなかなか難しいと言われています。
> 他人の快楽のために、自我を滅することをしないと、エンターテイメントは実現しにくいと
> いうわけですね。
> しかし、まれに「天然で好きなものを描いて、しかも面白い」作家もいるようです。
> これを、便宜上「ニュータイプ」と呼んでみましょう。(笑)
> これに対して、「自分に無い要素を、わざわざ後付けで創作に組み入れる」作家は、
> 「強化人間」と呼ばれます。(ゼータ以降を見てないと分からん例えだなコレ(^^;))
>
> ニュータイプは、もともと数が少ないうえに、すぐにクセを読まれて飽きられたりするので、
> 代表作が一作だけに終わることも多いです。しかし、その一作だけで、他の天才の卵たちを
> 強烈にインスパイアし、その後に多大な好影響を残しますので、やっぱり業界はいつも
> ニュータイプを欲しているのです。
> 強化人間は、かなりの確率で失敗しますし、やってても幸薄いんですが、投薬によって
> 作られた強化人間は、飽きられたら別の薬を導入するため(ぉぃぉぃ)、ニュータイプよりも
> 連続してヒットを飛ばすことさえあります。
>
> 誤解を恐れずに判別すると、
> ・ニュータイプ系雑誌
> 「少年サンデー」「アフタヌーン」「ウルトラジャンプ」「ヤンキンOURS」
> ※微妙だが「チャンピオン」「スピリッツ」、昔の「ガロ」も
> ・強化人間系雑誌
> 「少年マガジン」「少年ジャンプ」「コロコロコミック」「モーニング」
>
> ニュータイプに対して、担当編集者は「あまり直しを出さない」傾向にあります。
> 直しを出しすぎて、その人も持ち味を消してしまっては、かえって面白くなくなることが
> 多いからです。
> 強化人間に対しては、「直した方が面白くなることが多い」ので、バンバン直しを出します。
> 強化人間は、直し指示に対して、拒絶反応も少ないのです。
>
> ・・・さて、あなたは「ニュータイプ」型漫画家?「強化人間」型漫画家?
> (漫画家を目指していない方、全然役に立たない話でスミマセン(^^;))
> ---
> 実は、業界の層が厚くなって、現在はその更に上を行く形も出てきています。
> それは、「努力するニュータイプ」です!
> 例示すると、浦沢直樹さんとか、井上雄彦さんとか、宮崎駿監督とか。
> ・そもそも最初から、好かれる素地を持っている。
> ・その上で、更に努力して、広く受けそうなものを描いている。
> ・しかも、自分の好きじゃないものを描かされているとは到底思えない。
> ダンジョンでこういう敵にあったら、すぐ逃げましょう。(笑)
> http://www.ailove.net/diaries/diary.cgi
長文UZEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!21
参考:2001/11/12(月)22時45分13秒