新潟県で女性が9年2カ月間監禁された事件で、未成年者略取と逮捕監禁致傷など の罪に問われた同県柏崎市四谷1丁目、無職佐藤宣行被告(39)に対する論告求 刑公判が30日、新潟地裁(榊五十雄裁判長)で開かれ、検察側は懲役15年を求 刑した。検察側は「被告は善悪の判断はでき、刑事責任能力はあった」としたうえ で、「事件の悪質性を考慮すれば最高刑以外には考えられず、それが国民の要請 だ」と述べた。判決は来年1月22日に言い渡される。 -- 2年間刑務所で過ごすと約1年幼女を監禁する権利が得られます。