例えばサインを頂いた最新刊の「いのちのうた」(村山由佳、イラスト・はまのゆか、集英社、1800円)は真面目に読んで涙が浮かんで来ましたそ れはもうジワジワと。群からはぐれたクジラの母子が人間の汚した海に紛れ込んで大変とゆーか哀しいことになってしまう物語なんだけど、やっぱりな ラストが訪れた時には正直心が痛みました、人間として。自分たちを普段は襲うシャチにばったりとあって子供を庇って犠牲になろうとするお母さんク ジラの愛情もさることながら、そのシャチの置かれていた状況にも、怒りと哀しさを覚えました。説教臭いと反発を覚える反抗期な人もいるだろーけれ ど、そーいった心の鎧すら突き破って伝わって来るくらいにシンプルでストレートなメッセージに満ちた1冊。村山さんん本人による朗読のCDもつい て、聞けばなおさらメッセージが響いてくるだろー。とりあえずしばらく尾の身はやめだ。