北朝鮮で朝鮮総連への強制捜査に対する抗議行動広がる 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で、朝銀東京信用組合の 融資不正流用疑惑を受けた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連) への強制捜査に対する抗議行動が広がってきた。メディアも、 12日付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞が「軍隊と人民は日本 反動の策動を高い警戒心を持って注視している」とするなど、 非難の度を強めている。 平壌放送によると、11日には平壌の紡績工場で「糾弾集会」 があった。集会は1日の平壌を皮切りに、東部の元山など各地 に飛び、工場や発電所という生産単位でも続いている。 もっとも、資金流用疑惑の内容には触れていない。 日朝関係は、国交正常化交渉再開のめども立たないなか、 足踏み状態がさらに続きそうだ。(19:41)