2001/12/13 (木) 09:10:17        [mirai]
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200112/12/5.html  

米国関税局は11日(米国時間)、インターネットを介して
数十億ドル相当もの海賊ソフトウエアを配布したとして、
全米27都市において37件の捜索令状を発行し、
「WAREZ(ワレズ)」コミュニティを一斉捜査したと発表した。
 さらに、米国と連携して、オーストラリアや英国、フィン
ランド、ノルウェーの4カ国の司法当局が19件の捜索令状を
発行し、5人を逮捕した。今回の捜査は、ネットにおける
ソフトの海賊行為に対し、国境を越え行った初の一斉捜査となる。

 「WAREZ」コミュニティーは、海賊版ソフトの温床となって
おり、これらを配布しているサイトの約90%に責任があると
推定される。関税局によると、このコミュニティーは、
高価なビジネスソフトやファイアウォールなどのセキュリティー
関連ソフト著作権付きのゲームや音楽、デジタルビデオなどの
海賊版を配布していた。

 関税局は11日、大学や企業、住宅などを一斉捜査し、
海賊版ソフトの保存や配布に使われていたコンピューターや
ハードディスクを押収した。

[米国関税局の発表]
http://www.customs.ustreas.gov/hot-new/pressrel/2001/1211-00.htm