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不正コピーで出場停止
　
　今月10日日本高校野球連盟が三重県立松阪高校を春の選抜高校野球の予選への出場を
認めないことを記者会見で発表したことについて県内で取り消しを求める声が上がって
いる。
　これは今年5月同校2年の野球部の生徒がソフトメーカーが著作権を所持するゲームソ
フトをインターネットに不正にアップロードして不特定多数にダウンロードさせた疑い
で補導されていたことを受けての処分が発表されたことが発端。しかし、問題の生徒は
その事実を否定しており県警も確証が不十分だとして厳重注意の処分にとどめているた
め、それを野球部全体の全体責任とするのは不適当なのではないかという疑問の声が上
がっている。
　問題の生徒は「加奈～いもうと～」「ゆかちゃん あ・そ・ぼ」「少女の仕組み」など
のソフトを「割れずエース」などのニックネームを使いインターネットにアップロー
ドして野球部の仲間などにダウンロードさせた疑いが持たれているため野球部の風紀に
問題があったのではないかとされているが、野球部の部員はその事実を全面的に否定し
ており、波紋を呼んでいる。
　不正コピーについて詳しい専門家は今回の件について
「インターネットに不正にアップロードしていたのであればそれは重大な権利侵害を含
む犯罪だが野球部内の仲間だけでやっていたのであれば、その違法性は少し低くはなる。
しかしその場合は野球部全体の行為となるので全体責任とされても仕方ないのではないか」
と話しコンピュータ犯罪の重大性を指摘した。
　同校の生徒会は来月の5日に緊急の全校集会を開きインターネットを通じて全国からの
署名などを集めていきたいとしている。　　　　　　　　　　　　(11:46　三重・津）

ﾜﾗﾀ(;´Д`)