2002/01/04 (金) 19:26:38 ◆ ▼ ◇ [mirai]
▽第8試合 シングルマッチ(無制限1本勝負)
佐々木健介 無効試合 小川直也
両者、額を近づけてのにらみ合いから、いきなり健介が頭突き。これで小川は
後ろに倒れると、健介はすかさずマウントポジションからパンチを連発。ゴング
前の奇襲に怒ったセコンドの村上がリングに飛ぶ込むと試合前から両軍入り交じ
っての乱闘となった。小川、健介ともにセコンドを外に出し、ようやくゴング。
健介のタックルを小川はしっかりと受け、いきなりのSTO。しかし、健介も
これでひるまずにオープンフィンガーグローブからパンチを繰り出していく。し
かし、体格差が如実に現れ、健介が前に出ると小川が下がりながら上から首を決
め、ロープ際でのせめぎ合いという展開の連続も、一瞬の気も許さない緊迫した
攻防に。
タックルにきた健介を上手く巻き込み、小川が腕ひしぎ逆十字の体勢へ。健介
は、ロープエスケープするが、冷静さを失った小川はロープをつかみながら、レ
フェリーの制止を聞かずに、健介にキックの連打。ここで再び、セコンドが乱入
し、収拾がつかない状態となった。
混乱するリングの中、健介は小川を見つけると一直線にダッシュ、投げ捨て
ジャーマンからラリアットを放ち、小川を場外へ叩き落とした。これに対して小
川は、やっていられないという表情で花道を下がると、ゴングが打ちならされ、
無効試合のアナウンスが流れた。
この結果に場内からは大ブーイング。健介の「どうしたんだ小川、こいよもう
1回」というマイクがむなしく響いた。やや小川優勢という展開ではあったが、
場内からは「小川逃げるなぁ」の声が続く、小川にとっては大きなマイナスとな
った。
◆佐々木「納得行かない。ヴアー。納得行かない。クソ。ファンの人はオレたち
の試合を見にきたのに、クソ。もう1回やってやる。もう1回。3年前からの新
日本プロレスと小川の戦いだから、セコンドが熱くなるのはわかる。すべてを含
めたこの試合で勝ちたかった。はっきりした形で、もう1回やりたい。いつでも
いい。ルールなんていらないのかも」