2002/01/06 (日) 03:49:39        [mirai]
さてお姫様は抱けるは旨いものは食えるはでご機嫌の鉄っつあん、
ついいい気になって何日もご逗留あそばしてる。しっかし、ふと疑念が?

鉄「今日、何の日?丑の日?」
志乃「寅です。」
鉄「寅!!!?」

やはり間に合わず寅の会に遅刻しちゃう鉄っつあん。

鉄「ごめん。遅くなっちゃったあ。」
死神「駄目だ。遅れた者は掟には従ってもらおう。」

鉄抜きで寅の会は開始される。しかしいくら何でも十万石の姫君の仕置料が
25両というのは安すぎる為、誰も値をつけず差し戻しにされてしまった。

 
鉄っつあんは遅刻した罰として蔵の中に閉じ込められていた。
そこへ虎と死神が現れる。

鉄「二人がかりか?」

一瞬緊張した空気が流れるが.....。

虎「鉄、命が惜しいか?札が流れた。25両の仕事を5両で受けるか?」
鉄「もちろんだ。」
虎「相手は下谷金杉、戸田様の姫御殿だ。」
鉄「えっ!」

その頃アジトでは皆、鉄っつあんは死んじゃったものと
諦めてため息をついていた。戸田家の屋敷で殺られたか
それとも死神に殺されたか......。そこへ。
 
鉄「はい、皆さん長らくお待たせいたしました。
江戸一番の人気男、念仏の鉄と申します。巷々に女あり。
嗚呼、念仏の鉄、華の鉄。はっはっはっ。ねえっ皆さんどしたの?」

主水「馬鹿野郎!気持ち悪いんだよ、てめえは!」