2002/01/06 (日) 06:03:57        [mirai]
寅の会の仕置人一味のいさかいを目撃した正八。長次一味の女、お徳に新しく
男ができ、足抜けしようとして殺されたのだ。正八からその話を聞き出し、涙
する死神。お徳が惚れた男とは死神だったのだ。そして死神は、お徳を殺した
仕置人を始末する。再び死神と出会った正八。正八は死神が追われていること
を聞き、人里離れた小屋にかくまう。そして正八は死神の頼みで、巳代松の名
を語って投げ込み寺からお徳の仏を引き取る。だがその寺には長次がいて、死
神のことが知られてしまう。更に、正八が巳代松の名を語ったせいで奉行所が
巳代松を探し始める。あわてて主水と鉄は巳代松を旅に出させようとするが、
銭がない。が、翌日は寅の日だった。寅の会に赴く鉄。だが、その日は句がな
いという。焦る鉄。その時、長次が虎に、死神の落とし前をつけるようにと迫
った。そして死神の命が百両から競りにかけられることになる。が、鉄はいき
なり十両という安値をつけて競り落とす。なんとしても金が必要だったからだ
。アジトに集まる鉄の仲間達。そこで相手が死神と聞いて態度が変わった正八
は皆につるし上げられ、死神の居場所を吐かされてしまう。一方、長次は小屋
の近くに潜んで鉄たちを待ち受け、漁夫の利を得ようとする。それに気付いた
鉄たちは、逆に長次の一味に襲いかかる。やがて鉄たちは首尾良く一味を全滅
させる。そして鉄たちは、死神を倒すべく小屋に乗り込むが…。