>  2002/01/07 (月) 16:34:12        [mirai]
> (;´Д`)エー


「その弓ってどのぐらいの威力があるのかな?」 

「……もちろん、人を殺せるぐらいですよお。」 

「人を…殺せる……」 

 少女はまるで誇らしげにさらりと言ってのけた。 

 それもそうだ。元々は戦争にも使われた武器なのだから、殺せなければ意味が
ない。 

 そう、殺せなければ…… 

 ふと、目の前に幻影が浮かぶ。 

 舞い上がった天使を貫く一本の矢と、はらはらと舞い落ちる白い羽…… 

「先生にはこの弓がいいと思いますよ…」 

「射っていいの?」 

「本当はだめですけど、内緒で3本だけ……的より少し上を狙うといいですよお。」 

 僕は担当教諭の顔を思い浮かべ、それに向かって矢を射った。 

 矢は見事に教諭の身体を突き刺す。 

「え?すごーい…」 

 そして次に思い浮かべたのは保健医の顔。 

 矢は見事に保健医の身体を貫く。 

 そして僕は最後の矢を、隣に立つ少女の顔目がけ、それに向かって射った。 

「……っ!?」 

 どずっ。 

 子供の頃、手製の弓矢で人形を的にしたことを思い出す。人の形をした物に凶
器を向けるのは背徳の快楽に満ちている。 

 弓矢は人を殺せる。 

 つまり人を殺せない弓矢は弓矢ではない。 

 今この瞬間、僕の持つ弓矢は弓矢として存在し得たのだ…… 

  

 ……狂ってます。(笑) 

 とまあ、言ってみれば全編そんな感じでゲームはすすんでいきます。 

 ちなみに図書館の眼鏡娘を、『物体は全て相似形を含む、つまり人の中には人
の相似形がある。』等を呟きながら、頭を掴んで砕けるまでテーブルに叩きつけた
りしました。 

参考:2002/01/07(月)16時29分38秒