今や「ゲテ専の女王」と尊称されるまでになったファムケ・ヤンセンさま。 思い起こせば出世作の『ゴールデンアイ』も、えらくゲテな登場のされ方で したね。色仕掛けで男をたぶらかして、股にはさんで胴体をヘシ折るなんて 、なんとなんとエグい技。 それ以降もゲテ路線をひた走っておられました。中では主演だった『ザ・ グリード』が作品的にも光っておりました。 数少ないまともな役柄だったのが『ラウンダーズ』。ヒロインのグレッチ ェン・モルがイマイチで、ヤンセンさまのほうがよろしおました。あの時が あなたの妖しい魅力にとりつかれる発端だったのかもしれません。 新作の『X-メン』は、ゲテっぽく全開で炸裂かと思いきや、ちょっと念 力程度で、意外と活躍が地味でがっかり。