あるところに幼馴染の男女がいる。 二人は同じ中学へ進み、それ相応に人望もあった。 だが、こと二人の関係に関しては男が執拗なまでにちょっかいを掻け、女は単純作業といわんばかりに それを追い返すという、実に奇怪な関係でしか無かった。 だが、ある日友人とキャンプに出かけた二人は、夜ペアで肝試しをすることとなり、 友人の工作によりその男女は同じペアになる。 いつもは意味も分からず騒ぐ二人だが何故かこのときばかりは二人とも静かだった。 他人行儀に手を触れたまま進むと、ゴール地点の近くで突然物音がする。 女は驚いて男にしがみつく、男は女をかばうかのように女を大きく手で覆う。 だが、それは森のタヌキの音と分かる二人。 我に気づき、頬を紅潮させ、相互に告白。 こういう恋愛マンガを描いて白泉社に応募しようと思う(´ー`)